可視化パートナーに「強い実行力」が求められる理由

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可視化パートナーに「強い実行力」が求められる理由

ブログ執筆: ジェット・マッカンドレス

"実行の伴わないビジョンは幻覚である"

- トーマス・A・エジソン

 

project44は、2022年ガートナー・マジック・クアドラントのリアルタイム輸送可視化プラットフォーム部門にて、2年連続でリーダーに選ばれ、「実行能力」においてベンダーの中で最も高い評価を受けています。project44の創設者兼CEOとして、私はこの記念すべき業績を達成したチームを非常に誇りに思います。この評価は、世界最大かつ最も緊密なサプライチェーンの可視化ネットワークを構築するという、我々の顧客に対するたゆまぬコミットメントを体現したものだと自負しています。

しかし、ここである疑問が出てきます。実行力とは、実際には何を意味するのでしょうか?サプライチェーンの専門家なら誰でも、ビジョンとプランニングが重要であることを知っていますが、実行こそが「肝心なこと」であり、成功か失敗かが決まるところなのです。ガートナーでは、このカテゴリーを7つの基準に基づいて評価しています。製品/サービス、総合的な実行可能性、販売実行力/価格設定、市場対応力/実績、マーケティング実行力、顧客体験、オペレーションの7項目です。

これらの基準は、企業がこれまで何をしてきたかを評価するだけでなく、これから何をしようとしているのかを物語るのに役立ちます。サプライチェーンがかつてないほど脆弱で不安定となっている今、実行力を持ち、今後何年にもわたって協業できる適切な可視化パートナーを選ぶことは、何よりも重要なことなのです。この「実行力」という基準を通して、なぜproject44が適切なパートナーであると私が信じているのか、その理由をお話ししたいと思います。

 

1. 製品・サービス

project44は、世界最大のサプライチェーン可視化ネットワークを構築し、現在170カ国以上で年間10億を超える貨物を追跡しています。TL、LTL、混載輸送、航空、鉄道、はしけ、海上輸送、ラストマイル、さらにターミナルおよびヤードを含むノードなど、他のどのベンダーよりも多くのモード、より深い機能、より多くの地域に関する可視性を提供しています。project44のデータは、業界をリードするデータサイエンス・アルゴリズムによって浄化され、APIまたはVisibilityOperations Centerアプリケーションを通じて、実用的な洞察を顧客に提供します。

つまり、project44のお客様は、断片的なテクノロジーによりサイロ化されたデータやインサイトをつなぎ合わせる必要がありません。project44のお客様だけが、サプライチェーンのどの段階(ファーストマイル/ミドルマイル/ラストマイル)にあっても、世界のどこにいても、出荷やオーダー情報をエンド・ツー・エンドで可視化することができます。

 

2. 総合的実現可能性

当社の長期的な実行可能性について問われたとき、私の観点では、それは単純に、当社が顧客に対してより高いレベルの付加価値を提供し続けているかどうかということです。お客様からのレビューによると、この点で、私たちは競合他社を凌駕し続けています。当社はリアルタイム輸送可視化プラットフォーム(RTTVP)ベンダーとして唯一、Gartner PeerInsightsの「Voice of theCustomer」レポートにおいて2021年のカスタマーチョイスに選ばれ、G2 Spring 2022 Grid ReportとMomentum Gridではサプライチェーン可視化ソフトウェアでトップの座を獲得しています。当社のお客様は、これらのレビューサイトを通じて、当社が実際にお客様の組織に多大な価値を付加しており、当社の長期的な存続を保証するのに役立っていることを伝えてくださっています。

実行可能性の重要な側面のひとつは、イノベーションと実行を促進するためのバランスシート上の資本を持つことです。1月には、投資家のThoma Bravo、TPG、GoldmanSachs Asset Managementが主導する総額4億2,000万ドルの資金調達ラウンドを発表しました。この投資により、project44は、資金調達総額8億6200万ドル、評価額24億ドルというロジスティクス・テックのエンタープライズSaaS企業としての記録を打ち立てたのです。当社の直近の資金調達ラウンドだけで、リアルタイム輸送可視化プラットフォームの競合企業の大半が調達した資金の合計を上回ります。当社の一流投資家は、他のリアルタイム輸送可視化プラットフォームベンダーへの投資も検討しましたが、広範な調査の結果、彼らの魅力的なビジョンを実行し、顧客に持続的な価値を提供できるリアルタイム輸送可視化プラットフォームベンダーはただ一社であると結論付けました。私たちは、これらのティア1企業が、この市場をリードするだけでなく、現在そして将来にわたって成長し続け、存続し続けるために、私たちに信頼を寄せてくれたことを光栄に思っています。

昨年、project44はFreightTech 25の第1位を獲得しました。この栄誉に身が引き締まる思いですが、何より嬉しいのは、リストにランクインした他の24社のうち11社がproject44の顧客とパートナーで、サプライチェーンの可視性を改善するために当社のプラットフォームとデータを信頼していただいていることです。私たちは、サプライチェーンの可視化ソリューションを構築するための事実上のプラットフォームとなっており、この責任を真剣に受け止めています。

驚異的な2021年の後、2022年はさらに加速しています。第1四半期には、新規ARRブッキングが1870万ドル、2021年第1四半期と比較して前年比130%増など、複数の会社記録を更新しました。152の新しいロゴを獲得して記録を更新し、競合他社に対する勝率も上がり続けています。

このように、お客様、パートナー、投資家の皆様からの継続的なご支援は、当社の実行可能性を確固たるものとし、今後も長年にわたりproject44が続いていくことを確実にしていると言えます。

3. 市場対応力・実績

project44 は、お客様のニーズだけでなく、業界にも対応し続けています。製品チームとエンジニアリングチームのメンバー全員が、最高の製品を開発し、最高品質のデータを提供することに全力を尽くしています。

昨年、私たちの買収は、私たちの提供するサービスをかつてないほど高いレベルに引き上げました。ClearMetal、OceanInsights、Convey、Synfiooのクラス最高のソリューションを統合することで、project44は市場の他のどこにもない強みを手に入れました。製品チームは、サプライチェーンのワークフローとデータ品質の課題を解決するために、CooperativeOver-the-Road RatingPort Intelなどの新製品を発表し、弊社のケイパビリティを拡大し続けています。

私たちのお客様は、日々サプライチェーンの混沌を体験しています。project44は、市場のダイナミックな変化に対応するため、可視性を拡張し、新しい機能を提供するためのイノベーションに鋭く焦点を当てた、俊敏で応答性の高いパートナーを手に入れました。

4. カスタマー・エクスペリエンス

「お客様にこだわること」は、私の個人的なモットーであり、project44の設立当初から会社のコアバリューとしてきました。私たちが今日までやってこれたのは、カスタマー・エクスペリエンスへのこだわりが第一の理由だと信じています。お客様のことを第一に考えるということは、口で言うのは簡単ですが、私たちはいくつかの異なる方法でそれを実践しています。

 

  • シームレスで迅速なキャリアオンボーディング: 他の可視化ベンダーは、キャリアへのオンボーディングと接続に何ヶ月もかかり、しばしば失敗しますが、project44では、これらの接続がわずか数週間で実現するのが一般的です。project44のキャリアネットワークに統合することで、手動またはEDIによる統合の必要性がなくなり、価値創造までの時間が短縮されます。平均して、私たちの顧客は90%のキャリアコンプライアンス率を達成しています。
  • 真の成功は、導入後に始まります: project44では、導入スペシャリスト、ソリューションコンサルタント、バリューエンジニア、カスタマー・サービス・マネージャーなどの専門チームがお客様をサポートします。このチームは、導入やオンボーディングにとどまらず、私たちの提供するサービスの価値を高め、お客様が私たちのネットワークと製品ポートフォリオの価値を最大限に引き出せるようにします。
  • 柔軟なデータアクセス: 輸送データへのアクセスにおいて、最大の柔軟性を提供します。TMS、ERP、CRM、ControlTower、またはその他の記録システムにかかわらず、あらゆる規模のお客様が、お客様にとって最適な方法でデータにシームレスにアクセスできるようにします。



5. オペレーション

2022年のオペレーションをレベルアップさせるために、ヴィヴェック・カンドラを最高執行責任者に迎えました。カンドラは、オバマ大統領によって任命され、米国初の最高情報責任者(CIO)として活躍した実績を持っています。project44では、引き続き全体的な業務遂行と卓越性を推進し、グローバル展開と製品提供の拡大に伴い、お客様とともに規模を拡大するよう指導していきます。

 

次は?

project44は、サプライチェーンを機能させるという使命を担っています。そのためには、陸上輸送を、会場輸送を、空輸を、そしてその間にあるすべてのものをグローバルにつなげる必要があります。ネットワークがつながればつながるほど、お客さまに提供できる価値も高まります。

私は、project44で行っていることを信じています。ガートナー社のマジック・クアドラントのような評価は、当社にとって素晴らしいマイルストーンですが、これは当社のミッションが終わったことを示すものではありません。ここ数年、グローバル・サプライチェーンにスポットライトが当たり、また顕微鏡で観察されるようになった今、この勢いを維持することがこれほど重要な時はありません。私は、私たちの「実行力」を疑ったことはありませんが、今後、お客様やパートナーにどれだけの価値を提供できるのか、楽しみにしています。偉大な発明家であり実業家であるトーマス・エジソンは、「実行なきビジョンは幻覚である」と言いました。私たちは、説得力のあるビジョンを持っているだけでなく、ビジョンを現実のものにする能力も十分に備えていると断言できます。幻覚ではなく、明確な使命と確信を持って、どこに向かって、どのように進んでいくのかを考えています。

 

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