2023年4月18日 - 日本、東京 - グローバルサプライチェーンを繋ぐ可視化プラットフォームを提供するproject44は、日産自動車株式会社(以下、日産)が、レジリエントなグローバル物流ネットワークの構築に向けてproject44と提携したことを発表します。世界有数の自動車メーカーである日産は、サプライチェーン可視化プラットフォーム『Movementby project44™』を活用することで、同社の貨物の可視性をエンド・ツー・エンドで向上させ、サプライチェーンの混乱や様々なビジネス環境の変化に迅速に対処できるようになり、かつ、オペレーション効率を向上させることが可能になります。
project44のサプライチェーン・アドバイザリー・レポートによると、東京港や横浜港では、輸出滞留が50%近く増加し、輸入滞留が30%近く増加しています。港湾におけるコンテナ滞留の増加は、日産のような自動車メーカーがより強靭なグローバル物流ネットワークの構築を目指す動きを後押ししています。project44は複数のモードにわたって貨物の所在地をリアルタイムに可視化するだけでなく、より正確なETA(到着予定時刻)情報やキャリアパフォーマンスに関するより深い洞察を提供します。project44は、日産が同社のグローバルの部品物流および完成車物流(RORO船)に関してより高い可視性を社内外の関係者ならびに顧客にもたらすことができるよう支援します。
日産自動車のサプライチェーン戦略プロジェクト部の主管を務める横山雅人氏は、次のように述べています。「サプライチェーンの強靭性を高めるには、計画と緩和が鍵です。新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、我々がいかに準備不足で、サプライチェーン・ネットワークが不安定であるかを実感させました。弊社が目指すレジリエントなサプライチェーンとは、脆弱性への対処を、リアクティブでなくむしろプロアクティブに行うことです。レジリエントなサプライチェーンを構築することにより、弊社はグローバルに発生する事象にプロアクティブに適応し、お客様の要件に合わせてスケジュールを調整する能力を持つことができるようになります。project44のMovementプラットフォームは、エンド・ツー・エンドで輸送を可視化することを通じて、サプライチェーンをより良くコントロールするための調整能力だけでなく、Scope3排出量を削減するための弊社のグローバルアプローチを示してくれると考えています」
project44のインターナショナル部門担当EVPを務めるルノー・フーリは次のように述べています。「サプライチェーンの混乱は、すべての企業にとって今後も継続かつ拡大する課題であり、企業にとって物流業務の複雑性を革新し克服する大きな機会となっています。project44のエンド・ツー・エンドのサプライチェーンの可視化プラットフォームにより、日産はリアルタイムに洞察を得て迅速に意思決定が可能になるとともに、重要なビジネス戦略を遂行するために必要とされる俊敏性を向上することができます」
project44について
project44は、サプライチェーンを機能させるという使命を担っています。project44は、サプライチェーンをつなぐ結合組織として、世界で最も信頼されているエンド・ツー・エンドの可視化プラットフォームを運営しています。このプラットフォームは、製造、自動車、小売、ライフサイエンス、食品・飲料、石油・化学・ガスといった分野のトップ企業を含む世界の主要な1200社以上に対して年間10億件以上の出荷を追跡しています。project44を利用することで、世界中の荷主とキャリアはより高い予測可能性、回復力、持続可能性を実現しています。
project44は、Gartner Magic QuadrantのLeader評価をはじめ、FreightWavesのFreightTech2023で1位、G2 Supply Chain Visibility Gridの顧客満足度で7回のリーダー、SupplyChainBrainの2022年の100 Great Supply Chain Partners、Gartner Peer Insights Voice of the Customerレポートでカスタマー・チョイスに選ばれるなど、誰もが認める市場のリーダー企業です。project44は米国シカゴに本社を置き、オースティン、アムステルダム、クラクフ、パリ、サンパウロ、上海、東京を含む23のグローバルオフィスにまたがる多様なチームで構成されています。詳細については、www.project44.com(日本語Webサイト)をご覧ください。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
マーケティング担当 三橋
kmihashi@project44.com
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